ニコニコ超会議2017に行ってきたフリをするレポート。(全てフィクション)
あ、どうもなおやです。
4月29日と4月30日の2日間で2017ニコニコ超会議が開催されていますね!
僕はニコニコのサービスが開始してから翌日にアカウントを取った古参で、よく見てたんですけどここ5年くらいで全く見なくなってしまいました。そんな僕がニコニコ超会議に行ってきたフリをするレポートを書いてみたいと思います。ちなみに、何をする場所なのか全く知りません。会議???
え?ブログのテーマと全く関係ないって?
うるせェ!!!!!!!!!!!!!!!!
はい!!というわけで、ニコニコ超会議行ってきましよ〜!!
今日はそのレポートを書きたいと思いますー!!
僕は大阪住みなので、現場が渋谷ということで前日に新幹線で先乗りました。
下見をしようということで渋谷に行ってみたんですけど、いるわいるわ噂の渋谷ギャルズ。
あっちのギャルはおっぱい丸出しだし、あっちのギャルは目にひじきが乗っております。最先端です!!東京すごい!!
様々なギャル達に「田舎くさこの童貞」という視線を投げかけられながら街を練り歩きます。心地よくなってきた・・・ハァハァ
着きました、ここが会場です。
この109という謎の建物を貸し切って行われるようですね。
何やら禍々しい雰囲気を感じるこの建物。明日が心配だ・・・
その日は近くのネットカフェで一泊をしました。
さて翌日の朝6時に私は109に向かいましたよ、ええ。
そしたら凄まじい行列なんですね、話には聞いていましたがこれほどだとは・・・
見てくださいこの行列から感じられるやる気を。
こ、こわ・・・。
僕だけが1人TシャツにGパンです。浮いてます。殺されそうです。
なんとか開場する9時までの3時間、凍てつくような眼光を避け続け、耐え切りました。
そして9時開場!!!
凄まじい人数が一斉に会場の最深部を目指して動き始めます。そりゃもうすさまじい圧と地鳴りです。さながらヌーの大移動です。僕は紛れ込んだカモシカです。
ヌーの群れを待ち構えるまず第一のアトラクションが見えてきました!
「溶岩綱渡り」です!!
読んで字のごとく綱渡りなんですが、その下には溶岩が待ち受けています!!!おちれば即死!骨も残りません!マリオもびっくりです!!
歴戦のヌー達はこの溶岩にひるむ事もなく果敢に挑戦していきます。うまく渡る者がいれば、落ちて苦しみながら死んでいく者達も現れます!溶岩へとゆっくりと沈みながら片手でグッドポーズをしながら「I'll be back...」そう呟いて死んでいく者達が後を絶ちません。
僕はというと、先頭の混雑集団に紛れていくとぶつかって落ちる可能性があることを冷静に判断、後続でいくことにし、無事渡りきりました!
でも、目の前にいた石田のおっちゃんは僕に夢を託して落ちていった・・・
ありがとうおっちゃん・・・
石田のおっちゃんのためにも、僕はニコニコ超会議に出席する!!!!!
溶岩綱渡りを乗り越えたヌーの群れとカモシカは、次のアトラクションに直面しました!!
サーモンの早食い競争です!!!
あのサーモンです。一見楽勝に見えますが、よく考えても見てください。
第一のアトラクションで人の死に様を目の当たりにし、緊張と汗で食事なんかできるわけがありません。しかもサーモンです。脂の塊です。この時僕は気づきました。運営は鬼だ・・・っ
とはいえやるしかありません。が、やはり一筋縄ではいかないこのアトラクション。
そう、なにを隠そうヌーとカモシカはサーモンを食べたことはありません。
得体のしれないグニグニとした脂の塊をええいままよ!と口に放り込むも、やはり緊張と焦燥感も相まって、脱落していく人たt、ヌー達が後を絶ちません。
脱落したヌーはそのまま、サーモンのもつ強烈な脂と尿酸にやられ、もがき苦しんでその場で絶命していきます。そんな様子を傍目にしながら食事をしろとは、まさに鬼の試練です。神がいるのなら今すぐに救済を求めたい。が、そんな中、通過者が現れ始めました・・・!ざわ・・・ざわ・・・
彼らはいったいどう通過したのか!?
残るヌー達とカモシカに重圧がのしかかります。ある・・・なにか攻略法が・・・必ず・・・ある・・・っ!探せ・・・っ!僥倖・・・っ!
ここで僕は一つのことに気がつきます。通過者達は全員小太りか大柄な男性d、オスのヌーでした。やられた・・・っ!!
なかったんだ・・・攻略法なんて・・・っ!ただ・・・一心不乱に・・・っ!食った・・・っ!得体のしれない脂の塊を胃に・・・っ!流し込んだんだ・・・っ!
下手をするとサーモンの持つ脂にやられて即死しかねない危ない綱渡りを、彼らは決行したんだ・・・っ!
そうまでしてニコニコ超会議に出席したいという覚悟が彼らにはある・・・っ!甘かった・・・っ!ぬるま湯・・・っ!俺は浸かっていた・・・っ!安寧というぬるま湯に・・・っ!(安寧ってどういう意味だろう)
僕はそう気づくと一心不乱にサーモンを口に放り込みました。ここまで来たんだ、なんとしてでも出席してやる!石田のおっちゃんとそう約束したんだ、と自分に言い聞かせ、サーモンを口の中に放り込みます。
あれ?美味くね?
一筋の光が見えた気がしました。サーモンうまい。甘みのある脂が口の中でほどけていく感覚、魚特有の臭みもなく、いくらでも食えそうだ・・・
僕はその勢いで残りのサーモンを頬張りなんとかこのアトラクションを通過しました。
この時点でヌーの群れは30%ほどになっていたでしょうか。
残ったヌーはみな歴戦の戦士と言わんばかりのオーラを纏いつつあります。ここから先の戦いは生半可な戦いじゃない・・・っ!そう思わせるに十分な殺気がたちこめていました。
次が最後のアトラクションだそうです。
これを乗り越えればニコニコ超会議・・・!夢にまで見た超会議・・・!俺はニコニコ超会議で田舎からきたJKをナンパしてお持ち帰りするも自由!さながら痴女のようなコスプレイヤーをナンパしてお持ち帰りするも自由!楽園が待っているんだ!ビバ!パコパコ超会議!!人を突き動かすのはいつだって欲求なんだ!!!
最後のアトラクションが発表されました。
「アイドル踏み絵」です!!
ヌーの群れと一頭のカモシカに衝撃が走ったのがわかりました。
床に、アイドルのパネルが一列に配置されています。その先にはニコニコ超会議への入り口が目に見えているのです。いくしかねぇ・・・!踏めばいいんだろ・・・!
ざっと見たところアイドルのパネルは約10枚ほど・・・!全員の顔に土をつけるだけで・・・!パコパコ超会議に出席ができる・・!やってやる・・・!
1枚目のアイドルは指原莉乃・・・!
余裕・・・!ブス・・・!
ヌーの群れ達もためらいもなく指原のパネルに足を乗せて通過していきます。僥倖・・・っ!この調子なら簡単だ・・・いける・・・っ!みながそう思った矢先、2まい目のパネルが見えてきます。
橋本環奈・・・っ!!!
やられた・・・っ!!!阿鼻叫喚がこだまする・・・っ!!
「踏めねえええええ」「踏むくらいなら死んだ方がましだ!!」などという絶叫が聞こえてきます。1枚目に指原を用意したのはそういうことか・・この落差をつけるため・・・っ!運営はやはり、鬼・・・っ!
橋本環奈の天使のような笑顔を前に膝から崩れ落ちる人たt、ヌー達が後を絶ちません。それもそう、橋本環奈です。アイドル界のレジェンドです。運営は僕らを超会議に出席させる気なんてさらさらなかったんだ・・・これは受からせる試練ではなく落とすための試練・・・!
全員が諦めかけたその瞬間、橋本環奈の顔に靴をねじ込んだ猛者が現れました。
一頭のカモシカ、そう、僕です。
無残な姿に成り果てたヌー達からとまどいと怒りの視線が投げかけられます。そりゃそうです。橋本環奈です。僕は振り向きざまにこう言い放ちました。
「僕はお色気お姉さんタイプが好きなんだ」
完全に勝利です。僕の一言でヌー達は戦意喪失、なかには母親の名前を呼びながら絶命していくヌーの姿も見られました。恐るべし運営、恐るべしニコニコ超会議。ここまででヌーの群れは全滅。残るは僕だけです。アイドル界のレジェンドである橋本環奈を2枚目に持ってきたのは作戦ミスのようだな運営・・・!俺はあんなガキには屈しない!!!進め!!ニコニコ超会議への道を!!今の俺を止められるやつはいねぇ!!待ってろパコパコ超会議!!!!!!!!
うわあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!(死)
崩れ落ちました。膝から。アイドルじゃねぇじゃん・・・!運営は知っていたのです。橋本環奈というふるいを乗り越えられるのが僕だけだと。そして、僕がC.Cを敬愛していることを。はじめっからこのゲームに勝ち目など無かったんです。みな無駄死にだったんです。僕ももう意識が遠のいていくのを感じます。
C.Cを踏むくらいなら死んだ方がましだ・・・悔いはない・・・もとよりゲスな動機でニコニコ超会議に出席しようとした僕がバカだったのさ・・・薄れゆく意識の中でこう誓います。
「来年こそ出席しよう」
そう言い残して僕は死にました。
これが僕の体験したニコニコ超会議に関する全てです。
凄まじいまでの圧と熱狂。これは確かに出席する価値はあるものでした。今やニコニコはオワコンになったとか言われていますけど全然そんなことなかったです。来年こそ、必ず出席すると誓い、このブログを残します。
1991.06.06 ~ 2017/04/29(没)なおや